小さな積み重ねが、まちの風景になる。-ちのの休日2026-

弊社、代表取締役社長 北原ジャクソン友(通称:ジャクソン)が日頃から感じる様々な出来事や、数多くのセミナーを参加して感じたことなど、ワクワクする情報を毎月皆さんにシェアしていくコーナーです!

TEXT BY  KITAHARA JACKSON YU


REPORT

小さな積み重ねが、まちの風景になる。

先日、第3回となる2026年の「ちのの休日2026」が無事に終了しました。
茅野駅周辺のにぎわいや、駅前のこれからの可能性を考えるきっかけになれば。そんな想いから約3年前に始めたイベントですが、今年は初めて2日間にわたって開催することができました。
今回の開催にあたっても、本当に多くの企業の皆様にご協賛、ご支援をいただきました。皆様のお力添えがあったからこそ、今年も「ちのの休日」を開催することができました。改めて、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
今年も、茅野駅前にとても平和で、温かくて、少しだけいつもと違う休日をつくることができたのではないかなと思っています。


今年の「ちのの休日」は、例年通りのオクトーバーフェストやスタンプラリーに加え、新たに「8Peaks market」というマルシェを茅野駅の自由通路で開催しました。
クラフト作家さんや雑貨屋さん、古着屋さん、駄菓子屋さんなど、本当にさまざまな皆様に出店していただきました。

普段は多くの人が通り過ぎていく駅の自由通路にお店が並び、商品を手に取る人がいて、つくった人や売る人との会話が生まれる。「買い手」と「売り手」が直接顔を合わせ、交流する。そんな場所を茅野駅前につくれたことは、とても意義のあることだったと感じています。

今の時代、大型のスーパーマーケットやドラッグストア、ショッピングモールなどが増え、どこに行っても一定の商品やサービスを受けられるようになりました。それはとても便利ですし、安心でもあります。
一方で、お店の人と話をしながら、「これはどうやってつくったんですか?」「これ、おいしいですよ」「今日はどこから来たんですか?」なんて会話をしながら買い物をする機会は、少しずつ減っているようにも感じます。でも、そういう一対一のやり取りも、まちにとって大切なコミュニケーションのひとつなのではないでしょうか。

私は仕事でカンボジアへ行く機会が増え、出張中に朝のマーケットを散歩することがあります。
そこには、野菜を売る人、果物を売る人、お肉を売る人、ジュースを売る人など、本当にたくさんの商売があります。
どのお店も決して大きくありません。ほんの2畳、3畳ほどの小さなスペースに商品を並べ、行き交う人たちと会話をしながら商売をしています。
「今日はこれがいいよ」「これはいくら?」「じゃあ、これをもらおう」そんなやり取りがあちらこちらで生まれています。カンボジアではごく当たり前の日常の風景ですが、今の茅野では、こうした光景を見る機会はあまり多くありません。だからこそ、今回の8Peaks marketで生まれた風景は、どこか懐かしく、それでいてこれからの茅野駅前を考えるうえで、とても意味のあるものだったように思います。

大きな施設をつくることだけが「まちづくり」ではありません。人が集まり、人と人が話し、そこに小さな商いが生まれる。そして、またここに来たいと思う。
そんな小さな積み重ねも、まちのにぎわいをつくっていく大切な要素なのだと思います。

私自身、お酒を飲むことも、おいしいものを食べることも大好きです。休日にふらっと駅前に集まって、ビールやワインを飲む。おいしいものを食べる。そして、たまたまそこに居合わせた人と出会い、普段なかなかできない話をする。何か特別な目的がなくてもいい。
「なんか駅前でやってるから行ってみようか」そんな感じで人が集まってくる。そこで偶然友人に会ったり、久しぶりの人と話したり、知らない人と会話が始まったりする。そういう時間って、実はとても豊かな時間なのではないかなと思います。

派手すぎない。
飾りすぎない。
気負いすぎない。
でも、いつもの休日とはちょっと違う。

今年の「ちのの休日」に流れていた、そんな素朴で温かな空気が、私はなんともいい雰囲気だなあと感じていました。

そして今回、2日間にわたるイベントを実現するために、企画・準備の段階から、イマージ社内でも本当に多くのスタッフが動いてくれました。通常の仕事がある中で、準備を進め、当日の設営や運営、片付けまで、それぞれが自分の役割を担ってくれました。

皆さんの頑張りがあったからこそ、今年も素晴らしい「ちのの休日」になったと思っています。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!
3年前に始めた小さなイベントが、少しずつ地域の風景になり始めています。
これからも無理に大きくするのではなく、「なんか、ちのの休日っていいよね」と思ってもらえるような、このイベントならではの空気感を大切にしながら続けていけたらと思います。来年もやりましょう!!

では、また来年^_^