
弊社、代表取締役社長 北原ジャクソン友(通称:ジャクソン)が日頃から感じる様々な出来事や、数多くのセミナーを参加して感じたことなど、ワクワクする情報を毎月皆さんにシェアしていくコーナーです!
TEXT BY KITAHARA JACKSON YU
REPORT
茅野駅前に、ひとつの「ちょうどいい場所」をつくっています。それが 茅野駅前のコンビニ「ヤツガタケマート」。
私たちの合言葉は「そこには“八ヶ岳らしさ”がある」です!!

場所は茅野駅の東口。昔、ヤマザキ系列のワイショップ「大藤」というコンビニがあった場所です。
通学途中の高校生や登山前の人たち、出張で駅周辺に宿泊する人、そして地元の方々が、駅前でのちょっとした買い物に使えて便利だった、大切なお店でした。一昨年に店主さんが引退して閉店してからは、ずっと空き店舗のまま。
「駅前にはコンビニ、やっぱりほしいよね…」
そんな声をいろんな場所で耳にして、「じゃあ自分たちでやってみようか」と動き出したのが、今回のプロジェクトです。


ただのコンビニじゃ面白くないし、大手チェーンがやらないなら、地域の手で、地域のために、地域らしい形でやってみようと。独自路線のコンビニを模索しはじめました。 (正直に言うと、大手コンビニチェーンは「出店できるマーケットではない」と判断したようで…涙)
でも、せっかくチャレンジするなら、八ヶ岳らしさ × 高校生の力を掛け合わせた“新しいかたちのコンビニ”にしようと決意しました。
今回のいちばんの特徴は、高校生たちが運営にがっつり関わること。
仕入れ、売場づくり、SNSでの発信、イベント企画まで、とにかくいろいろ挑戦してもらいます。
運営を担当するのは、友人でもあり青年会議所の同期でもある半田くんが立ち上げた「株式会社クリエイトシー」。高校生との企画・マネジメントを一任し、私たちイマージも一緒にサポートしていきます。
高校生には“お客さん”ではなく、“つくる側”として関わってもらう。これは、はじめての試み。正直、まだまだわからないことだらけです。何がうまくいってないのかも、見えてないくらいの暗中模索。
でも、「やってみる」 「考えてみる」 「失敗して学ぶ」
この経験こそが、一番リアルで、面白いんじゃないかと思ってます!!
店のコンセプトは、3つ。
1. まちのコンビニ
近所の人がフラッと寄れて、おにぎりやおやつが買える、日常に寄り添う場所。
2. 山のコンビニ
登山者や観光客が立ち寄って、軽食やトレイルフード、登山グッズをサクッと買える。
リュック置き場や地図掲示、充電スポットも完備して、“頼れる存在”を目指します。
3. 人をつなぐコンビニ
高校生の挑戦を通じて、地元の人と観光客が交わったり、誰かと誰かが、ふと会話できるような空気感をつくっていきたいです。

内装は“八ヶ岳の自然を感じる空間”がテーマ。
木やグリーンをたっぷり使って、明るくやさしい雰囲気にしていきます。
店内にはベンチやカフェスペースも用意して、買い物だけじゃなく「居てもいい場所」として、気軽に立ち寄ってもらえるように。
茅野駅前って、どちらかというと“通過点”になりがちだけど、ヤツガタケマートができることで、「立ち止まりたくなる場所」になったらいいな、と思っています。
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これまでいろんなお店や場所をつくってきましたが、
今回のマートには、“未来の芽”みたいなものを感じています。
若い人たちと一緒に、手探りで地域に関わっていく。その積み重ねが、まちの風景をじわじわと変えていくんじゃないかなと、ちょっとワクワクしながら、プロジェクト進行中です!
グランドオープンは4月末予定!
ぜひ、ふらっと立ち寄ってみてください。
そして「なんかいいな」って思ってもらえたら、ほんとにうれしいです。
