
弊社、代表取締役社長 北原ジャクソン友(通称:ジャクソン)が日頃から感じる様々な出来事や、数多くのセミナーを参加して感じたことなど、ワクワクする情報を毎月皆さんにシェアしていくコーナーです!
TEXT BY KITAHARA JACKSON YU
REPORT
4月、弊社の飲食チームを連れて上海に行ってきました。 “いろんな世界を見て、経験して、体感してきたことの積み重ねが、自分の仕事をつくる”―そんな勝手な持論のもと(笑)、イマージでは建築チームも飲食チームも、年に一度は海外視察に出かけるという文化があるんです!(※みんな給料からコツコツ積立してます。)
今年の飲食チームの研修先に選んだのは、上海。 私自身、弟が上海に留学していたこともあり、コロナ前には何度か訪れた場所ですが、今回は数年ぶり。再訪した上海は、想像以上の変化に満ちていて、驚きの連続でした。
このレポートでは、現地で体感した“いまの上海”をお届けしたいと思います。
街が、とにかく綺麗になっていた
まず驚いたのが、街並みの美しさ。
空港から市街地へ向かう途中の道路は、以前とはまるで別物。舗装は整い、道路脇には色とりどりの花壇や街路樹。視界に入ってくる景観のすべてが“整っている”印象で、車窓からの景色だけでテンションが上がります。
街中を歩いていても、ゴミはほとんど落ちていません。
いたるところに設置されたゴミ箱など、ポイ捨てを防ぐ仕掛けがしっかり用意されていて、「公共意識ってこうやってつくられるんだな」と実感しました
未来カーが普通に走っている!!
以前の上海といえば、ポルシェ・ベンツ・フェラーリといった欧州の高級車が走り回る街というイメージでした。
でも今回は、その手の高級車は激減。その代わりに、“見たことのないロゴ、見たことのないフォルムのEV(電気自動車)”が街を占拠していました。
しかも、車の中もすごい。
空港から市街地まで乗ったタクシーは、レクサスLMクラスに匹敵するような高級ミニバン。運転席から助手席までのダッシュボードがすべて液晶タッチパネルになっていて、通信で映画や音楽を選べるなど、まるで映画の中の世界。
こういった“未来の車”たちが、すでに日常として走っている街が、今の上海なんです。

街中に、超おしゃれなベーカリーカフェが!
今回の視察のメインでもある飲食の分野。
街を歩いていると、いたるところに長蛇の列ができたベーカリーカフェがあり、スタッフみんな、刺激と勉強の連続でした。
▼– 気になったブランド –▼
1_ AMAM LONBAKERY TOWN
ディズニーランドを思わせるファンタジックな世界観の店内に、パンがずらりと積み上がる演出。内装のエイジング塗装、可愛いディスプレイ、そして何より世界観のつくり込みがとにかくすごい。
お客さんを見ていると、パンを買ったあとに、お店の看板やショップバッグと一緒に写真を撮る女性が多数。つまり、“映えるショップバッグ”がそのままブランドの広告になってるんです。 SNSにアップすることが上海女子の定番トレンドになっている様子でした。
2_ Butterful & Creamorous
こちらは、高級アパレルブランドのような雰囲気の店内に、スイーツとパンがずらり。ロゴの“&”マークがとても印象的で、ボックスやバッグにも大きくあしらわれていて、一目見たら忘れられないデザイン。超戦略的なブランディングだなと感じました。

両店に共通していたのは、
▶︎ 圧倒的な世界観づくり
▶︎ センスの光るショップバッグ
▶︎ “お客さんが勝手に宣伝してくれる”仕組み
▶︎ ワクワクするほどの品揃えと購買体験
パンそのものは専門的に語れませんが、ベースの生地や製法を共通にしつつ、トッピングやソースでバリエーションを出していることが分かり、これは弊社でもすぐに実践できそうなアイデアばかりでした。
帰国後の飲食チームの表情は、とてもイキイキしていました。
「やっぱり実際に見ないと分からないですね」と、みんな口を揃えて話してくれたのが印象的です。
私自身にとっても、今回の上海は想像以上に学びと刺激の多い旅でした。
最後に
そして…ずっと心の中で思っていた「いつかは海外でもビジネスをやってみたい」という想い。
今回の視察で、それがより現実味を帯びた目標になりました。
「イメージし続けていれば、きっと叶う」
そんな気持ちで、また次の一歩を踏み出していきたいと思っています。
皆さんもぜひ、積極的に“外の世界”を見に行ってみてください!
見たこと・体験したことは、確実に自分の仕事に役立ちます!
