［JACKSON IMAZINE REPORT Vol.24］
弊社、代表取締役社長 北原ジャクソン友（通称：ジャクソン）が日頃から感じる様々な出来事や、数多くのセミナーを参加して感じたことなど、ワクワクする情報を毎月皆さんにシェアしていくコーナーです！
TEXT BY KITAHARA JACKSON YU
今年の年初から猛威を振るった“新型コロナウイルス第6波”も、いよいよ落ち着いて来ているようでマンボウの終了や、この先ではGO TOトラベルの再開も？ などといった、明るい話題も聞こえるようになってきました。また今年は例年にない積雪量を記録した冬でしたね。暖かい気候が大好きな自分としてはめちゃくちゃ春が待ち遠しかったのですが、3月中旬頃には日に日に暖かくなり、いよいよ春らしい陽気になってきました！
コロナの一旦の収束と穏やかな春の訪れで、気分も晴れやかで軽やかになってきましたね！！ ここからみんな一斉に動き出しそうで、やっと少しはご商売も忙しくなるかもしれません。ここまでの我慢・ストレスを仕事への意欲に変え、今まで以上に楽しい仕事につなげていきましょう！！
2年数ヶ月ぶりの東京散歩
コロナ以前はセミナーや情報の仕入れで月に1・2回は東京に出かけていたのですが、コロナに入ってからはぱったり行かなくなってしまっておりました。
東京に行かなくても情報はネットで見れるし、今後はわざわざ混み合っている東京に行く必要はないなーとも思っていたのですが、今回はたまたま用事が何件か重なってしまい久々に東京に行くことになりました。（厳重に感染対策を施してます）
特急あずさに乗るのも2年ぶりで、あぁこんな感じだった…と久々に東京に行ける嬉しさが込み上げてきました。まず新宿駅のホームがものすごい人の多さでびっくりしました。笑 山手線にも乗りましたが、あの懐かしいギュウギュウの満員電車も久々に体験できました。あれ、ここって本当にコロナ禍だっけ？ というほどです…。東京恐ろしい。
池上武男 個展 in 銀座“美の起原”
弊社の建築やグラフィックのお手伝いもしてくれている池上武男氏の個展が銀座で行われるということで、応援に行ってまいりました。池上氏は個人の創作活動の傍ら、イマージのプロジェクトに何年にもわたって携わってくれています。
いいお店創りに欠かせないディスプレイのオブジェや、ロゴやキャラクター開発など多岐にわたって担当してくれてます。このイマジンの毎月の表紙デザインも担当してくださってます！
そんな池上氏の個展が銀座の「美の起原」にて行われました。 池上氏の独自の画法、墨を垂らしその自然に出来上がった模様からイメージし、一枚の絵に仕上げていく方法はなんとも言えないシャープさと温かさを持ち合わせた作品になります。そんなに美術に造詣が深くない私でも、すーっと引き込まれるほどの不思議な力があるんです。
実はこれらの作品が評価され、イタリアで作品展も開催していたり、国内外の様々なコンクールでも次々と入賞したりで、着々とファンを増やしています。この方、意外にすごい方なんです。笑
身近な方がこんな舞台で活躍しているというのはとても嬉しく誇らしく思いました。 池上氏の作品をご覧になりたい方、ぜひインスタでアカウントをフォローしてみてください。
茅野市八ヶ岳 MD 銀座NAGANO
銀座NAGANOで八ヶ岳MDプロジェクトのイベントが行われ、弊社の八ヶ岳オクテットの人気食パン“奏”をご紹介してくださるということで、私たちも参加してきました。八ヶ岳MD（マーチャンダイジング）プロジェクトは八ヶ岳の裾野での暮らしや営み、美しい自然環境やこの土地の魅力を、地元の人たちが手間暇かけて作り上げた商品やサービスを通して、県外の方達に伝えていくという観光まちづくりのPR企画です。
まず、久しぶりに銀座NAGANOに行きましたが、店舗の賑わいに驚きです。長野県内の食品や雑貨を集めたアンテナショップですが、店内は常に混み合い、お客様同士がすれ違うのも大変なくらいの混みっぷり。どんな人が興味を持ち銀座NAGANOに訪れているのか分かりませんが、東京のど真ん中、銀座のこの場所に長野県を求めてきてくれている人たちがいると思うと、とても誇らしく、とても自信の持てる光景でした。
そして八ヶ岳MDプロジェクトイベント。1回45分12名のセットを3回行うイベントですが、事前予約で満席になるほどの人気ぶり。スタートに伴い茅野市の観光の職員さんから、八ヶ岳のPR動画や解説が行われましたが、参加者の皆さんはとても興味津々。その後8 Peaks BREWING斉藤社長から、八ヶ岳の魅力解説や自社のクラフトビールの特徴のご紹介があり、レストランピーターの坂本シェフも実際に現場で調理し、出来立ての料理と8 Peaks BREWINGのビール数種類とのペアリングを楽しむ企画。参加者の皆さんも一口一口、しっかりと味わいながら八ヶ岳の味を楽しんでいました。
弊社の“奏”には原村産のとうもろこしをたっぷり使ったとうもろこしバターをたっぷり塗って召し上がっていただきました。多くの参加者の皆様からもおいしい〜と良い評価をいただき、ほっと一安心でした。
茅野に住む私たちには当たり前に身近にある商品なのですが、東京の方からすると、とても貴重で、信州茅野の良さを再認識していただくための大切な地域アイテムになっているんです。比較的移動しやすい食品や雑貨に地域の想いを乗せてどんどんと東京に出していくことで、この地域の魅力をさらにアピールしていける！ と、このイベントを通して実感できました。実際にこの日のアンケート結果では、今度茅野市に行ってみたい。という声や、自分自身で茅野の魅力を伝えていきたい。というように、茅野市の可能性しか感じない、 とても嬉しい内容が書かれていました。
まち歩き“銀ブラ”
せっかく銀座まで来た！ ということで空いた時間はとにかく銀座を歩きまくりました。
久しぶりの銀座ということで、とにかく目に入るもの目に入るものが新鮮で刺激的…2年間のブランクをめちゃくちゃ感じてしまいました。そしてこの2年の間に、また進化しているなあと言うのが感想です。天気が良かった土日ということもあり、街は人だらけ…。そして随所に行列の数々。行列を見かけるたびに、行列の先にある商品や店舗を見てきましたが、これがまたとても勉強になりましたので、少しご紹介します。
銀座のど真ん中 〜つぼ焼きの“焼き芋専門店”
焼き芋一本1,000円。そこに行列…さすが銀座です。
4坪程度の店内に5つの大きな壺が並びます。一つ一つが温度・時間管理され、焼きたて熱々の焼き芋を提供してくれます 。店頭のベンチで焼きたてを食べることもできますし、2本セット、3本セットにして贈答品にもなるようになっていました。
肝心の味も本当に美味しく、1,000円は高いと思いますが、このクオリティなら払ってもいいかも！ というレベルの味でした。
食パンの食べ比べ 〜銀座では超有名な食パンの専門店
角食パン、プルマン、イギリス食パンの3枚が食べ比べできるトーストセット1,800円。
普段あまりパンを食べない自分からすると、初めての体験でした。 一枚一枚味や香りを楽しみ、そしてこだわりの3種類のバター、9種類のジャムを味わいながら、自分の好みを探します。そして極めつけは、20種類近くもあるトースターから1台をセレクトし、テーブルに持ってきて、自分でトーストして食べることができるんです。究極の食パンを味わえる、パン好きにはたまらないお店でした。
高級&超映えるタルト専門店
テレビなどでもよく紹介されているのでご存知の方も多いかもしれませんが、私も好きでよく行くお店です。1ピース600円から1,200円程度、ホールでも10,000円というなかなか高級なタルトたち…。かなりお高いのですが、とにかくフルーツの盛り付けの綺麗さは圧巻です。今回もせっかくなのでお土産で4ピース購入しましたが、4ピースで4,000円…。茅野ではありえない価格ですが、なぜか普通に納得して購入してしまうというのは銀座の魔力なのでしょうか。
他にも、まだまだたくさんのお店を体験したり見学してきましたが、こんなに刺激的だったのはいつぶりでしょうか。私自身、東京で良かったものや流行っているものをマネて、取り入れて茅野でやるというのは、あまり好きではないのですが、まずは知ることが大切ですね。以前、ある方に次の言葉を言われました。「人は見たこと・経験したこと以上のアイディアを出すことはできないよ。」その考えは本当に正しいのかはわかりませんが、自分でも見たり経験することでより想像力も膨らみ、仕事や企画に生かせたことは何度もあります。とにかく人間、日々勉強ですね。少しでも時間を見つけたら、最新の情報を取りに行くということも、大切な仕事なのかもしれません。
そして、最後になりますが、茅野駅に着いたときの“住んでいる場所に帰ってきた”と言う安堵感。これも格別ですね。東京を経験するからこそわかる地元茅野の良さ。 茅野最高！
もう少しコロナが落ち着いてきたら、社員全員でまた学びに行きたいと思っています！
A T O G A K I ( あ と が き ）
弊社で運営しているベーカリーカフェ”八ヶ岳オクテット”、実はここ数ヶ月すごくすごく、乗っています！！ 以前から商品のクオリティに自信はあったのですが、ここ最近でまた商品力に磨きがかかり、自分で言うのもなんですが、パンにスイーツに、本当にうまいんです。3月のフェアはいちごタルトなのですが、本当に美味しいです。上記の銀座の有名タルト屋さんにも負けないのでは？？ と思うほどです…。
また諏訪店の方もなんとか好調で、奏の販売拠点として存在していけそうです。そしてこのオクテットが乗っている、というのは単純に売上が上がってきて嬉しいということではなく（それも一部ありますが…）、スタッフの皆がめちゃくちゃイキイキ楽しんでくれていることが、最高に嬉しいんです！ あるスタッフの方が諏訪店の店頭に立っている時に「社長ー、めちゃくちゃ楽しい」と言ってくれた時がありました。その言葉は私にとってとても嬉しく、経営していく中で今後の一つの大切な基準になると思いました。
スタッフに苦労だけをさせたいわけではなく、少しは苦労があるとしても、スタッフそれぞれの人生の中での“喜び” “楽しさ”につながることが、会社として目指すべき方向だと改めて確信できました。 スタッフが思いっきり笑顔になれるような元気な会社、目指していきたいと思います！！