[JACKSON IMAZINE REPORT Vol.39]
弊社、代表取締役社長 北原ジャクソン友(通称:ジャクソン)が日頃から感じる様々な出来事や、数多くのセミナーを参加して感じたことなど、ワクワクする情報を毎月皆さんにシェアしていくコーナーです!
TEXT BY KITAHARA JACKSON YU
昨年ある雑誌を読んでいる時に出会った言葉です。
特に目的なくペラペラめくっていたのですが、この言葉が急に目に飛び込んできて、その瞬間から頭から離れなくなりました。
「愛とは、お互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである。」
昨年ある雑誌を読んでいる時に出会った言葉です。
特に目的なくペラペラめくっていたのですが、この言葉が急に目に飛び込んできて、その瞬間から頭から離れなくなりました。
愛の捉え方で関係が変わるんだな〜と。
人間関係の中の愛ってどうしても、相手と見つめ合い、助け合って、個々のクローズドな関係をイメージしてしまいませんか? (私はそうイメージしていました…。)
ですが、この言葉と出会って大きくイメージが変わりました。相手(パートナー・仲間・友人)を人として心から尊重する、ということを考えると、共通のビジョンを共有して、共に進むことの方が、より人生を豊かにできそうですし、よりオープンな関係でお互いの人生や価値が向上されていくイメージを持つことができました。そしてお互いが見つめ合うだけでなく、相手の立場や気持ちを理解し、共感し、共通の目標に向かって努力することで、自己犠牲ではなく、健全な人間関係ができていきそうな、とてもポジティブなメッセージとして受け取ることができました。
共通のビジョンを持つベンチャー・スタートアップの強さ
ベンチャー企業やスタートアップ系の企業の、“勢いの凄さ”というものを感じたことはありませんか??
自分自身も様々な会社の役員の方とお話をさせていただく機会は多い方だと思っておりますが、 ベンチャー系やスタートアップ系のチームの独特な勢い、独特の強さについて不思議に思っていたことがあります。
今思えばサン=テグジュペリのこの言葉の通りで、チーム全体が明確なビジョンを共有し、その方向に鮮明なイメージができているからこそ、チームの勢いが増し、 目的地に向かってスピードも上がっていくことで、ベンチャーやスタートアップ系の企業の独特な勢いや独特の強さになっていくのだと思います。
一緒に同じ方向を見ることで心理的安全性が生まれる?
このレポートで何回かお伝えしたことがある、心理的安全性というワード。
心理的安全性は、組織内において誰もが自分の意見や感情を自由に表現でき、リスクを恐れずにチームで協力できる状態だと言われています。では果たして、誰かに見つめてもらって見つめてあげることができれば、心理的安全性が担保されるのでしょうか。
サン=テグジュペリのこの言葉の通り、同じ方向を見ることが“愛”だとすれば、組織においてもメンバーが共通の目標に向かって努力することが、絆や信頼につながり、より一体感と共感が生まれると思います。そして、その環境下で個々の意見やアイデアが尊重されるからこそ、心理的安全性を感じることができ、メンバーの参加意欲や責任感が高まるのではないでしょうか。
組織や企業においても、「愛とは、お互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである。」というサン=テグジュペリの言葉が重要な意味を持つと感じています。
共通の目標やビジョンがより明確で具体的なイメージが持て、チーム全体で一つの目的に向かって努力することで、チームのモチベーションが高まり、より結束力が強化されていくという、好循環が生まれるのではないでしょうか。
奇しくも、イマージの新しいロゴマークには右上の赤い点(元気なまち)に向かって、全員で登っていこうというメッセージを込めました。
弊社もまだまだ具体的なビジョンの提示ができているわけではありませんが、自分でこのレポートを作成しながら、さらにビジョンの大切さを実感しました。
今回は自戒の念を込めて、皆様に共有させていただきました…。
現場からは以上です!