- 2026年3月10日
人の悩みを包み込むぬくもりと光あふれるクリニック [後編]
思考は、空間になることで初めて現実になる。そして空間は、人が使うことで初めて意味を持ち始める。山口整形外科の設計に込められた「包み込む」という思想は、施工の現場を通して細部へと宿り、やがて患者とスタッフの振る舞いそのものを変えていった。そこに生まれたのは、単なる機能の改善ではなく、人と人の関係性をや […]
── 課題はどのように発見され、どう実装されたのか。デザインの思考プロセス、課題発見のプロセスから、どのように空間・グラフィック・体験として実装していったのか。クライアントを交えたクロストークを通して、デザイン思考の「輪郭」に迫る。
思考は、空間になることで初めて現実になる。そして空間は、人が使うことで初めて意味を持ち始める。山口整形外科の設計に込められた「包み込む」という思想は、施工の現場を通して細部へと宿り、やがて患者とスタッフの振る舞いそのものを変えていった。そこに生まれたのは、単なる機能の改善ではなく、人と人の関係性をや […]
諏訪湖をのぞむ長野県諏訪市。この地で代々医療を提供してきた山口整形外科が、2025年、駅前の新しい場所に移転・新築した。旧クリニックが抱えていた課題は立地や医療設備などの単なる物理的な課題にとどまらず、待ち時間の長さ、スタッフの動線、患者の緊張感。それらすべてが絡み合い、理想の医療を提供する上での壁 […]