[JACKSON IMAZINE REPORT Vol.25]

弊社、代表取締役社長 北原ジャクソン友(通称:ジャクソン)が日頃から感じる様々な出来事や、数多くのセミナーを参加して感じたことなど、ワクワクする情報を毎月皆さんにシェアしていくコーナーです!
TEXT BY KITAHARA JACKSON YU
先月号でお伝えした通り、株式会社イマージは5月1日より31年目に突入いたしました。30年の間、本当にたくさんの皆様にお世話になり、イマージもここまで来ることができました。お世話になったお客様、協力業者の皆様、今まで一緒に働いてくれた仲間、そして社員のご家族に心から感謝申し上げます!! ありがとうございました。

そしてこの31期初日の5月1日を私なりに一区切りと捉え、更なる新たな一歩を踏み出すべくイマージのリブランディングを行いました!
今回のリブランディングは私の覚悟と、社員全員の気持ちを結集することが目的です。 普段はリブランディングをお手伝いさせていただく側の人間ですが、今回は当事者と真ん中の人間として自社のリブランディングプロジェクトを立ち上げました。イマージのクリエイティブチームがプロジェクトを担ってくれたのですが、私自身とても満足している完成度ですし、ここから何十年とこの看板を背負っていく覚悟が固まったこの数ヶ月でした。
さて、今までも多くのお店や企画のブランディングに携わらせて頂いておりますが、今回改めて自分自身がリブランディングを経験したことで、新たな気付きもあったので共有させていただきたいと思います。
■ 自分のことは自分じゃわからない…
今までも多角的視点といった考え方や、 メタ認知といった捉え方が必要です! と、お客様に口酸っぱく言わせていただいておりましたが、今回も身をもって実感しました…。自分なりにこんな方向性だったり、こんなマークがいいなぁ〜、というぼんやりした思いはあったのですが、最終的に落ち着いたものは当初頭の中で描いていたものから大きく変わっています。(笑)
もし自分一人のみで行なってしまっていたら、ただの独りよがりの企画になってしまっていたかもしれないですし、結局殻を破りきれない、“中途半端”な企画で終わってしまっていたかもしれません…。自分のことこそ、専門家に最初から頼る重要性を改めて感じました!
■ とにかく想いを話しました…
本リブランディングを行う期間で、もうめちゃくちゃ沢山の時間、合計してみると何十時間も話をしてきたのではないでしょうか。
直接リブランディングに関わっているメンバーだけでなく、社内のスタッフ・部課長メンバーや、お取引先、まちづくり仲間、さらには銀行に至るまで、少しでも会話する機会があればとにかく素直に言葉にしてきました。思い返せば、多少? かなり? の暑苦しさもあったかもしれませんが、常に私の想いをお話しさせていただきました。その中で、話せば話すほど自分の心の中が整理されていくんです。どんどんスッキリしていくというか。そしていつの間にか、そのスッキリが覚悟に変わっていくような感覚を実感できました。
人に自分の想いをどんどん伝えていく過程をプロジェクトメンバーも見ていてくれて、クリエイティブチームがまとめ上げてくれた“ワード”や“マーク”が完成しました。
■ かっこいい、かっこ悪いじゃない…
新ブランドマークを色々な人に発表する機会が多々ありました。その時によくある反応…。いいじゃん、かっこいいねー!! もあれば、えー、かっこわるっ! という反応も正直ありました。でもよくよく考えてみれば、かっこいい・かっこ悪いというセンスも人それぞれで、100人中100人がいいというものなんて存在しないと思います。大切なのはこちらの思いや意図が伝わること。それは社内にも社外にも。
弊社クリエイティブチームが時間をかけて、ビジョンを形にした私たちの新しいロゴマークは私自身が自信を持って胸につけますし、背中にも背負います。
このリブランディングの最初の目的の一つ、私自身の覚悟は目的達成を果たしたかもしれません。
今始まったイマージのREBOOT。
みんなの心の鼓動を波動に変え、街に元気を伝播していく、正真正銘「元気なまち」への姿勢。
