イマージ研修ツアー2024 in HONGKONG

JACKSON IMAZINE REPORT Vol.48

弊社、代表取締役社長 北原ジャクソン友(通称:ジャクソン)が日頃から感じる様々な出来事や、数多くのセミナーを参加して感じたことなど、ワクワクする情報を毎月皆さんにシェアしていくコーナーです!

TEXT BY  KITAHARA JACKSON YU



今年は香港に決めました。研修先を決める際には毎回毎回悩みますが、今年は異常な円安と世界中の物価高騰もあり、選択肢がかなり狭まってしまいました…。なんとか旅費的に行ける可能性のある国を挙げ、その中でも経済発展していて、斬新なデザインがある場所として香港を選びました。
私自身初めての香港でしたが、香港の人々の活気と街全体のパワー・エネルギーに圧倒されました。今年入社の設計士“某Y”氏は、オリジナルで“香港研修のしおり”まで作成してくれ、みんなで丸4日間歩き倒して、めちゃくちゃ多くのデザインを体験し、更にインプットしてくることができました。スゴイ施設だらけではありましたが、特に規模やセンスが際立つ施設をいくつかご紹介したいと思います!

ビクトリア・ハーバーのウォーターフロントに位置し、20世紀から21世紀の視覚芸術、デザイン、建築、映像などを収集・展示する美術館で、設立費用は約865億円です。コレクションもさることながら、キュレーターや保存修復師、経営陣を含むスタッフ全てにおいて国際的なプロフェッショナルが集結しています。建築設計は、テートモダンを設計したことで有名なスイスのヘルツォーク&ド・ムーロンと、イギリスの建築会社TFPファレルズ、アラップが共同で担当しました。
規模にも驚かされますが、とにかくどこを見てもクールでかっこいいんです。軸となるブランディングから建築、グラフィック、家具、照明など全てに一貫していて、どこを見ても“らしさ”が存在しており、見るもの触るものから感じられることで、M+(エムプラス)のイメージ作りが成されており、とても圧巻でした。

この商業施設(ショッピングモール)は、足を踏み入れた瞬間に「なにこれ…?」と声が出てしまうほどの驚きと衝撃がありました。ネットで調べてみると、K11は中文表記で「人文購物藝術館」。日本語に直すと「買い物ができる美術館」がコンセプトです。超大手ハイブランドが軒を連ねるショッピングモールですが、床、壁、天井、サイン、吹き抜け、エレベーター、エスカレーター360°見渡しても全てがアーティスティックになっています。
日本のショッピングモールに通い慣れている私としては、歩くだけで疲れてしまうというのが正直な感想ですが、ここまで細部にまでデザインし作り込まれた空間を見たことがなかったので非常に衝撃を受けました。これほどの施設を作ろうとする人がいること、それを受け入れる消費者や土壌があることにも驚きです。正直、日本でここまでの商業施設ができるイメージは全く想像できません。

香港研修で体験した素晴らしい施設の中でも、今回は2つだけを紹介させていただきましたが、他にも面白い企画を持ってリノベーションされている施設や、超有名な世界的建築家が関わっている近代建築、そしてまだまだ残る香港らしいナイトマーケットや、THE香港の夜景など…様々な顔を持つ香港を体験することができました。
ぜひまた、体験してきたことを紹介したいと思います。そして様々な場所に行き、様々な経験を積むことで、日常の想像力の質が高まると実感できました。今回参加したスタッフたちも多くのインプットを得たと思いますので、これから弊社が関わる案件の提案の質も、より高いものを提供できるのではないか?? と考えています!

JACKSON REPORTの最新記事4件

>“いま”を生きる人へ。“いま”の生きた情報を。

“いま”を生きる人へ。“いま”の生きた情報を。

生きているといろんなことがある。
嬉しかったり。悲しかったり。
失恋の夜が明けたかと思えば、ひとめ惚れの朝が来たり。
成功したあとには、 失敗ばかりの日々が続いたり。
あんなに前向きだった気分も、
ふとした拍子にやんなっちゃったり。

いつだってぼくらは、
泣いて笑って、走って転んで汗まみれ。

でも、そのたんび、
いまより良くするもっと冴えたやり方。
いまから始まるバラ色の近未来。
いましか望めない遠い風景。
考えて、思いえがいて、考えて。

考えることは生きること。ぼくらはいまを考える。
そう、ぼくらは“いまを生きる人”なんだ。

そんな、イマジンたちに贈ります。

CTR IMG