空と心

[VOL.23]

Any kind of BLUE in Chino


空の青さをみつめているとー

かつてある詩人はうたった。

わたしたちの街は晴れの日が、青空がとても多い。

今日も、透明な青の向こう、連なる八ヶ岳はきれい。

それだけでいい気分になるのはなぜだろう。 それは、青空の特殊能力のせい。

セロトニン ー 通称、幸せホルモン。

青空の下、日差しを浴びることで分泌される神経伝達物質だ。

この物質は、心を穏やかに保ち、記憶力や集中力を向上させる、そんな大切な役割を担っている。

それに、背筋をしっかりと伸ばし、良い姿勢でいることで、より分泌が促されるんだそうだ。

時折感じる憂鬱さ、やる気の起きないけだるさは、セロトニン不足が考えられる。

ならば、晴れた日にはカーテンをいっぱいに開け、深い呼吸をひとつ。

そして、背筋をうーんと伸ばしてみよう。

それで悩みがぜんぶなくなったりするわけではないけれど、でも、

たったそれだけで、すこし幸せ、かも。

ああ、そうか、

青空の多いこの街は、幸せのアドバンテージをもっているんだ。

だから、明日も明後日も、わたしたちの街の、空の青さをみつめていられますように。

このまちの…の最新記事4件

>“いま”を生きる人へ。“いま”の生きた情報を。

“いま”を生きる人へ。“いま”の生きた情報を。

生きているといろんなことがある。
嬉しかったり。悲しかったり。
失恋の夜が明けたかと思えば、ひとめ惚れの朝が来たり。
成功したあとには、 失敗ばかりの日々が続いたり。
あんなに前向きだった気分も、
ふとした拍子にやんなっちゃったり。

いつだってぼくらは、
泣いて笑って、走って転んで汗まみれ。

でも、そのたんび、
いまより良くするもっと冴えたやり方。
いまから始まるバラ色の近未来。
いましか望めない遠い風景。
考えて、思いえがいて、考えて。

考えることは生きること。ぼくらはいまを考える。
そう、ぼくらは“いまを生きる人”なんだ。

そんな、イマジンたちに贈ります。

CTR IMG